IBF世界Sバンタム級王者カール・フランプトン（英）は、2月28日（現地時間）、北アイルランド・ベルファストのオデッセイ・アリーナで、指名挑戦者クリス・アバロス（米）を相手に初防衛戦に挑む。1万1千人収容のアリーナのチケットは、残すところ10数枚で完売という人気で、米国でのTV放映も決まった。
元世界フェザー級王者バリー・マクギガン（英）によってプロモートされるフランプトンは、この試合に勝ち、夏にはWBA同級正規王者スコット・クイッグ（英）との王座統一戦。そして、その後にはWBA同級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー（キューバ）、WBC同級王者レオ・サンタクルス（メキシコ）とのビッグマッチを希望。世界Sバンタム級王座統一に意欲を燃やしている。
まもなく28歳の誕生日を迎えるフランプトンは、19戦全勝（13KO）無敗の好戦的ファイター。世界王座を獲得した試合では、1万6千席のチケットを完売させた人気を誇る。
マカオのリングで石本康隆（帝拳）選手を破り、指名挑戦権を獲得したアバロスは、25勝（19KO）2敗の戦績を残す攻防兼備のまとまった好ボクサーで、”The Hitman”の異名を持つ。
アバロスが地元の大声援をバックに、立ち上がりから仕掛けるであろうフランプトンのアタックに、どう対処出来るのかが、試合の流れを大きく左右しそう。共に高いKO率を誇る好戦的なスタイルの持ち主同士だけに、激戦必至。
王者が勝てば王座統一路線。一方、トップランクによってプロモートされる挑戦者が勝った場合は、ビッグマッチのアンダーカードで名前を売っていく道を取る事になるだろう。楽しみな試合です。
応援、深く感謝です！
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