WBC世界Sフライ級6位にランクされる27戦全勝(15KO)無敗のイバン・モラレス(メキシコ)は、元4階級制覇王者エリックを兄に持つ期待の星。末弟をバックアップするエリックは、「世界へのテスト」として、3月に予定される次戦は、ビック・ダルチニャン(豪)と交渉中であることを明かした。
試合はモラレスの地元ティファナで開催され、交渉ウェイトはバンタム級。
イバンは兄エリックをサウスポーに変えたようなスタイルを持つ23歳で、早くから「世界」を嘱望されて来た。
元2階級制覇王者”レイジング・ブル”・ダルチニャンはここ2試合、ノニト・ドネア(比)、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)とのフェザー級戦で、2戦連続のKO負け。しかし、39勝(28KO)7敗1分と豊富なキャリアを持つ。
年明け早々39歳となった元王者だが、リングに登場してくるとなると、その不気味さは怖い武器ではある。
イバンにとって、大きな試合の場数を踏んできたダルチニャン戦は、来るべき世界挑戦へ向けての、「良いテスト」(エリック)になるのか。
交渉の成り行きに注目!。
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Sフライ級 27戦全勝モラレスvsダルチニャン
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