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ジョニー・ゴンサレス 「連続指名戦」 WBC世界フェザー級

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WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)の次期防衛戦は、GBPとのオプション契約により、ゲイリー・ラッセルJr(米)を相手に3月開催の線で話が進んでいる。そして、その後は連続して指名試合が義務付けられる。


最初に指名挑戦者としてたちはだかるのは、1月26日(現地時間)、テキサス州サンアントニオで開催されるWBCフェザー級シルバー・タイトルマッチ。王者・4位ロッキー・フアレス(米)vs5位ロビンソン・カステリャノス(メキシコ)の、ベテラン再浮上組同士による試合の勝者。

ゴンサレスvsシルバー王者の指名戦勝者は、4月上旬開催で対戦交渉が始まっている、2位メルビン・ソンソナ(比)vs3位ジェイソン・ペレス(プエルトリコ)戦の勝者と、グローブを交えることになる。

下田昭文(帝拳)選手を鮮やかなKOに葬ったソンソナと、IBF王者エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)と引き分けたばかりのペレスの対戦は、面白い試合になりそう。




2試合連続の指名戦義務付けの原因は、王者が指名防衛戦義務を果たしていない為。最後にWBC世界フェザー級王者が指名戦を行ったのは、ゴンサレスが最初にこのベルトを保持していた2012年4月、休養王者エリオ・ロハス(ドミニカ)と対戦した試合。

その後は、ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)、アブネル・マレス(メキシコ)のGBP勢が王座を引き継いだが、指名戦はスルー。

現在1位にランクされるマレスが、この指名挑戦者決定戦には関与しないという構図は、昨今の強いプロモーターとタイトル認定団体が、互いに”利益”を共有し合う為に「ネゴを回し」て、タイトル戦をマッチメイクしていくという図式に当てはまる。

いわば帳尻合わせの連続指名戦義務。ゴンサレスには、ぜひここを突破してもらい、再び日本リングで勇姿を見せて欲しいと願います。

応援、深く感謝です! WOWOW  

 

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