WBA&WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ。王者ギジェエルモ・リゴンドー(キューバ)vs挑戦者天笠 尚 (山上)。五輪2連覇、プロ入り後もこれまで14戦全勝(9KO)無敗。「最強の」呼び声高い王者は貫禄のリングイン。2014年大晦日、ボディメーカー・コロシアム。
東洋・太平洋フェザー級王者天笠選手は1階級落としての世界初挑戦。右は元日本バンタム級王者の山上哲也会長。
上写真はローレン・グッドマン(米・韓国在住)マッチメイカー。関西地区ジム関係者の間では知る人ぞ知る存在。2014年は神戸で行われたゾラニ・テテvs帝里木下のIBF世界戦を皮切りに、ドイツで行われた藤岡奈穂子vsスージー・ケンテキアン、英国で行われたスコット・クイッグvs大竹秀典戦、そして今回のリゴンドーvs天笠戦と、活動範囲を大きく拡大。
ハッピを着てキューバ国旗を振るのは、グッドマンと親交が深い山口賢一(大阪帝拳→フリー)選手。海外で選手活動及びプロモートを続ける傍ら、大阪を拠点にプロモーターとしてJBC非公認の興行を開催し、自らジムも所有する。
大阪でのリゴンドーは、練習に山口選手のジムを利用した。その関係が発展し、リゴンドー陣営の一人としてリングに登場。
上はWBA:ロバート・マック(米)立会人。
下写真右は96年五輪金メダリストで、元WBO世界フェザー級王者のイストヴァン・コバチ(ハンガリー)WBO立会人。同国の五輪委員も努め、今年、日本政府主催の20年東京五輪振興晩餐会出席に次ぐ2度目の来日。山田純夫氏の盟友で、WBO総会時にハンガリー国歌を同国大統領の前で歌わせたのもコバチ。
小川ゆうじ リングアナが両選手をコール。本業はナニワプロモーション所属のムード歌謡歌手。目標は、「演歌の職人」。
試合は立ち上がりから優位に立ったリゴンドーがポイントを積み重ねて行く。
第6ラウンド終了時点でのスコアは、ジャッジ二者が王者のフルマーク60-54。残る一人が58-56で、いずれもリゴンドーがリード。
試合は後半戦へ続く → 7-12R Rigondeaux vs Amagasa 2014-12-31 Osaka