1月17日(日本時間18日)に予定される、WBC世界Sバンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)の4度目の防衛戦相手は、世界ノーランクのヘスス・ルイス(メキシコ)。昨年9月のマヌエル・ローマン(メキシコ)とのV3戦に続くイージーなマッチメイクは、ファン、関係者の不評を買っている。
ルイスは33勝(22KO)5敗5分の25歳。日本で山中慎介(帝拳)選手とWBC世界バンタム級王座を争った後の、クリスチャン・エスキバル(メキシコ)には判定負け(12年4月)の記録を残している。
メイウェザーvsマイダナ第2戦のアンダーカードに出場したV3戦、全く無名のローマンとの一戦は「ミスマッチ」と囁かれた挙句、あっけない2回TKO勝ち。それでもサンタクルスは、75万ドル(約9千万円)の報酬を得た。
今度の試合のメインも大きな注目を集める、ベルマン・スティバーンvsデオンタイ・ワイルダーのWBC世界ヘビー級戦で、サンタクルスはまたもや無名相手に稼ぐ機会を与えられた。
ビッグマッチの期待が高い王者だけに、2戦連続の無名狩りは、「ファンに失望を与えた」との厳しい批判を受けることになっている。