4日(日本時間5日)、国際ボクシング殿堂(International Boxing Hall of Fame、IBHOF)は、元WBA世界Lフライ級王者・具志堅用高(協栄)氏。元WBA世界フライ級王者・故・大場政夫(帝拳)氏らの殿堂入りを発表。
Lフライ級王座13度防衛の日本人男子選手最高記録を持つ具志堅氏は、「オールドタイマー」枠。1973年1月、フライ級王座5度目の防衛成功後に、交通事故で”永遠のチャンピオン”となってしまった大場氏は、「死後の殿堂」入りを果たした。
2012年に開催された日刊スポーツの「エンタメなんでもランキング」の、”日本のプロボクシング世界王者で歴代最強は?”のアンケートで、3489票のうち948票を獲得し、堂々の1位に輝いたのは具志堅氏だった。
強いチャンピオンのまま逝ってしまった大場氏は、今でもオールドファンに強烈な印象を残す。
大場政夫・永遠の王者73年1月25日
大場政夫vs具志堅用高
日本を代表する両氏の殿堂入りは、ボクシングファンにとってはこの上ない朗報ですね。おめでとうございます。
他に選出された主な選手は、元世界ヘビー級王者リディック・ボウ(米)、元世界ライト級王者レイ・”ブンブン”・マンシーニ(米)氏、元世界フェザー級王者ナジーム・ハメド(英)。
式典は来年6月14日に、ボクシング殿堂のある米ニューヨーク州カナストータで行われる。