クリス・アルジェリ(米)に苦杯を喫し、まさかの王座転落から5ヶ月。前WBO世界Sライト級王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)が、モスクワのリングに登場し、元WBC世界ライト級王者ホセ・ルイス・カスティーリョ(メキシコ)を、5回TKOに破り復活の狼煙をあげた。
そしてこの興行には62歳になった映画俳優ミッキー・ローク(米)が、エキシビションで登場。29歳のエリオット・セイモア(米)=1勝(1KO)9敗=とグローブを交えた。
結果はご覧の通リで、2回ロークの右ボディが炸裂すると、セイモアはあっけなくダウン。再開後、連打からの左ボディでテンカウントを奪ったローチがKO勝利。
1992年、フレディ・ローチ・トレーナーを従えてやってきた東京で見せた、必殺の「猫撫でパンチ」は健在だった。(;^_^A
両国国技館でロークに派手に倒されたダリル・ミラー(米)は、その後も負け続けるのだが、96年、久々の白星を飾ったあとにリングを去っている。
セイモアに倒される選手もいれば、あのミラーに敗れる選手もいる米国リングの底辺は、限りなく広いという他ない。(;^_^A
そして、ロークに暫定世界王者の称号を与えたのはWBA。この悪行は、”The rancid WBA”(腐ったWBA)と、痛烈に批判されている。
(怒らないでくださいね!)f^_^;
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62歳ミッキー・ローク&前王者プロボドニコフ 結果
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