前WBC世界Sフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が、王座復帰へ向け、意欲的な試合スケジュールをこなしている。今年5月31日(現地時間)、メキシコでカルロス・クアドラス(メキシコ)に8回負傷判定負けで王座を失ったシーサケットは、28日、再起3戦目のリングに立つ。
クアドラスのカットによる試合停止。ハッキリと決着が付かない不本意な王座陥落から、約4ヶ月のインターバルで再起したシーサケットは、9月19日、ゾレン・パマ(比)=26日、江藤大喜(白井・具志堅S)選手に判定負け=に、8回負傷判定で勝ちWBC傘下のABC王座を獲得。
10月10日には6回戦に出場し、最終回KO勝利。そして明日、ABC王座の初防衛戦となる試合は12回戦。
シーサケットは昨年5月、佐藤洋太(協栄)選手から王座を獲得すると、向井寛史(六島)選手との初防衛戦を含め、クアドラス戦まで、1年間で8試合を消化するという戦うチャンピオンぶりを見せた。
現在のランクはWBC世界同級2位。戦績29勝(26KO)4敗1分。
クアドラスとの試合は、「まだまだわからなかったよ!」という内容であった。洋太選手から王座を奪ったシーサケットの、世界王座カムバックロードに今後も注目。
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3ヶ月で3試合 シーサケット 王座復帰へ意欲満々!
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