前IBF世界ミニマム級王者で現在3位にランクされる高山勝成(仲里)選手が、同級6位の日本王者大平 剛 (花形)選手と、12月31日・大阪・ボディーメーカーコロシアムで、IBF世界同級の王座決定戦を行うことが発表された。
8月、メキシコでWBO世界同級王者フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)との王座統一戦に挑んだ高山選手は、大激戦の末に敗れたが、ロドリゲスがIBF王座を返上したため、再起戦が即王座決定戦となった。
なお、WBO総会に乗り込んでランクアップをアピールした高山選手は、WBO最新ランキングで同級1位、大平選手も2位にランクされている。この両選手がIBF王座決定戦に回ったことで、階級アップ確実なロドリゲスが正式返上した後のWBO王座には、同級5位田中恒成(畑中)選手が接近する。
最新のWBOランキングでは、3位にメキシコのフリアン・イエドラス=23勝(13KO)1敗 =。4位はアレックス・ディアス(ベネズエラ)=16戦全勝(10KO)無敗=と続いている。
プロキャリアが浅い田中選手だが、勝負にならない相手ではなく、こちらの行方にも注目。