フリーエージェント宣言していた、元WBC世ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が、大物代理人アル・ヘイモンと契約。しかしながら、チャベスJrはこれまでプロモート契約していた、トップランクとの契約期限を巡って法廷闘争中。
トップランク側は2016年4月まで契約が残っているとして告訴。契約の完了を主張するチャベスJrは、大いに憤慨。ボブ・アラムが発した、Sミドル級王者カール・フロッチ(英)との対戦交渉を再開したとのコメントにも、「私はそんな話は聞いていない」と完全否定。険悪なムードが漂っていた。
その一方でチャベスJrは、叔父のロドルフォをトレーナーとして再雇用、マネジャーのビリー・キーンとは円満にマネージメント契約を満了し、新たなチーム体制を築こうとしている。
そんな中でのヘイモンとの契約。
ラスベガスでのチャベスJr戦が決まらなければ引退も辞さずと言う、フロッチ擁するエディ・ハーンは、このニュースに即座に反応。
ハーンは、マクドネルvs亀田和毅戦を合意に持ち込むなど、ヘイモンとは良好な関係にある。そして、トップランクとも友好関係にあり、「ヘイモンもアラムも、フロッチvsチャベスJrの試合を実現させたいと願っている。ヘイモンと契約したことは何の心配もしていない」と、試合の実現へ向け自信を見せている。
ハーンが間に入ることで、ヘイモンとアラムの関係が納得出来るものになれば、この試合は実現するかもしれない。ただ一つの心配は、チャベスJrの「誰とでも戦う」という言葉が、本当かどうかというところになるのだが。
今後に注目!。
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