38歳のビック・ダルチニャン(豪)と、36歳のウーゴ・カサレス(メキシコ)の元2階級制覇王者同士のサバイバル戦が計画されている。カサレス陣営が主導するもので、12月にも対戦を実現させたいとしている。
ダルチニャンは昨年11月、ノニト・ドネア(比)戦で逆転KO負け。今年5月にはニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の持つWBA世界フェザー級王座に挑むも、5回、王者の強打の前に痛烈なKO負けを喫した。39勝(28KO)7敗1分。
一方のカサレスは4月、英国でカール・フランプトン(英・現IBF王者)と、WBC世界Sバンタム級の指名挑戦権を争ったが2回KO負け。
フランプトンの左フックでダウンを喫したカサレスだが、レフェリーのカウントを聞く表情にはまだ余裕があり、さあ、立ち上がろうかという気配だったが、そのままテンカウント。試合後、猛抗議したものの、「後の祭り」という結果に終わっている。40勝(27KO)8敗2分。
捲土重来を期すカサレス陣営が目をつけたダルチニャンは、ホルヘ・アルセ、トマス・ロハスらに勝ち、バンタム級時代のアブネル・マレスと接戦を演じるなど、メキシコ勢との対戦も多数あり、話題性は十分。
うまくマッチメークがまとまることを期待したい!。
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38歳ダルチニャン vs 36歳カサレス 元王者対決!
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