23戦無敗(10KO)、GBP期待のフェザー級(A8位・F7位・O12位)ロニー・リオス(米)が、まさかの初黒星。アップセットの主役は5勝8敗のプロキャリアからの叩き上げ、ロビンソン・カスティリャノス(メキシコ)=19勝(12KO)10敗=。(10日、加州インディオ)
現在のランクはWBC5位とはいえ、前戦でレネ・アルバラード(ニカラグア)に9回TKO負けを喫し、WBCフェザー級シルバー王座を喪失。以後、8ヶ月のブランクを作っていた32歳は、絶好の”狙い目”として、ホープの対戦相手に指名された。
しかし、24歳のリオスは老雄のペースに巻き込まれ、何もできないまま5回ストップ負け。
お世辞にもスマートと言えないカスティリャノスのボクシング・スタイルだが、叩き上げの強みがある。2013年にはパナマシティで元2階級制覇王者セレスティノ・カバジェロ(パナマ)を撃破し注目された。
カスティリャノスに勝ったアルバラードは、初防衛戦で6連敗を克服して来た34歳のロッキー・フアレス(米)に敗れており、WBCフェザー級王座を狙う期待のホープ達は、思わぬベテランの抵抗に、相次いで苦杯を飲まされている。
次はどんなホープが老雄の壁に挑むのか。注目。
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アップセット・23戦無敗リオス敗れる!
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