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C.Caballero vs A.Estrella WBC FECARBOX super fea

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元2階級制覇王者セレスティノ・カバジェロ(パナマ)が、ゴンサレスvsアルセ戦のセミファイナルに登場。18戦全勝(17KO)無敗のWBC世界Sフェザー級10位エイドリアン・"ディアマンテ"・エストレージャ(メキシコ)と対戦した。





試合はエストレージャの持つ、WBC・FECARBOX・Sフェザー級タイトルが賭けられた12回戦。戦前の賭け率は4-1で、22歳の若きメキシカンが有利となっていた。

試合開始。距離を置いた所から得意の左を伸ばすカバジェロ。いつものボクシングでエストレージャをコントロールしようと試みる。





足を使う相変わらずのうまいボクシングを見せたカバジェロだが、「左右どちらにもパンチがあります」(山田純夫氏)というエストレージャは強引に肉薄。





第5ラウンド。ロープ際でエストレージャの強烈な右アッパーから左フックをもらったカバジェロは、もんどりうってダウン。これまでかと思われたが、元王者はなんとか立ち上がる。

エストレージャはここぞとばかりに猛攻。右を打ち込まれたカバジェロはこのラウンド2度目のダウン。これも痛烈なダウンだったが、よく立ったカバジェロは終了ゴングに救われた。







「距離をとっている時は良いんですけどねェ」(山田純夫氏)

中盤、なんとか立て直そうとするカバジェロだが、次第にエストレージャのパワーの前に苦境に立たされて行く。





第10ラウンド。カバジェロはこの試合三度目のダウン。

ロープを背負わされ、若きメキシカンの攻撃に耐えるカバジェロ。厳しい戦いになった。





11回、エストレージャの攻撃で後退したカバジェロは、バランスを崩して倒れみ、この試合4度目のダウンを宣告される。

しかし、カバジェロは最後まで意地を見せKOは拒否。試合は最終12ラウンド終了のゴングを聞いた。





スコアは115-109、117-107、117-107の3-0でエストレージャ。





エストレージャは、チーム・モンティエル(試合後、WBCから表彰を受けた)に所属。



ここ2戦は判定勝利となったが、2戦連続世界ランカーを撃破。貴重なキャリアを積んだエストレージャは、念願の世界挑戦へ向けて大きな一歩を踏み出した。

「三浦選手とのハードパンチャー対決は面白そうですね」(山田純夫氏)

今後に注目!。

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