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3団体首脳会議vs WBA会長親子vsコンベンション

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メキシコ、プラヤ・デル・カルメンで行われるWBC初の女子総会に先立って、同地で第2回主要選手権団体サミットが、WBA、IBF首脳を加えて開催された。下写真左から、IBFダーリル・ピープルズ会長、WBAヒルベルト・メンドーサ会長、WBCマウリシオ・スライマン会長。会議は報道陣に非公開で行なわれた。






左端はWBAメンドサJr副会長。右から二人目はドン・キング・プロモーター。

終了後の記者会見で概要が発表された。WBA:0.5ポイント制(いまだ実験段階)、WBC:オープンスコアリング制、IBFの当日計量に対しWBCの30日前、7日前計量。WBAの同一階級における複数王者の存在など、各団体固有のルール、現象を互いに確認し合うことが主題となった。






WBC初代女子王者クリスティ・マーチン(米)の数試合を手掛けたキングは会見の席に呼ばれ、「明日からの総会は素晴らしい成功を収めることを期待したい。これからは、ボクサーの安産管理も常にすべての面で、女子も男子と同等になされることを期待する」とコメント。




今後、3団体とも理想として相違を排除して、ルール統一化のために頻繁に会合を設けることで合意。早ければ、11月に、パナマ、もしくはメキシコのどこかの都 市で次の機会が設けられることになった。

ルール統一で一番考えてもらいたいのが、WBAメンドサJr副会長が打ち出している、”スーパー・チャンピオン”制度。世界王者とはなんたるかの原点に戻って、WBAが認定する世界王者は、同一階級一人にすべきだろう(暫定は論外)。




さて最近気になるのはWBA総会のこと。昨年は10月中旬、ペルーの首都リマで92回目の総会が開催されている。

「今年、まだWBAはコンベンション開催の気配がないんですよ」

「ウ~ン、それは遅いですよね?」

「そろそろ会長選挙もやんなくちゃいけないんじゃないの?」

1982年10月のプエルトリコでの総会で会長職に就いて以来のメンドサ政権。この時は日本がメンドサ会長誕生へ大きな力を貸した。

WBA会長の歴史・メンドサ政権誕生の裏側

しかし今、JBCはジュニア副会長が実質運営するWBAに対し、「脱退も辞さず」の態度を表明するなど、時代は大きく変わった。暫定、スパーの世界王者制度は、世界中の心あるボクシングファンから反発を買っている。

3団体ルール統一化よりも、”老舗”WBAのルール明確化と、それが遵守されることが先決のように思えてなりません。今後に注目。

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