WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦。2位ルイス・オルティス(キューバ)vs5位ラティーク・カヨーデ(ナイジェリア)。9月11日(日本時間12日・ラスベガス・ハードロック・ホテル&カジノ)。”キングコング”・オルティスは、これまで21勝(18KO)無敗1NCのレコードを残す。
中央は亀田興毅選手らのアドバイザーを務めるリルド・リゾ。右はWBAヒルベルト・メンドサJr会長。左はメンドサJr会長の右腕フリオ・タイム。
一方の”パワー”・カヨーデは、は20勝(16KO)無敗。現在は米カリフォルニア洲ハリウッドに住む。
自信に満ちたカヨーデと緊張気味のセコンド陣。
サイズで上回るオルティスも不敵な表情で試合開始ゴングを待つ。
開始30秒。オルティスの右が入ると、カヨーデはあっけなくダウン。
ここは立ち上がって苦笑いを見せたカヨーデだったが、ラウンド終盤、キングコングの強打に捕まる。
腰が落ち手が出なくなったカヨーデ。
これまでと見たロバート・バード主審は、後ろから106キロ巨漢のオルティスの攻撃を寸断。
ストップ後に手を出しても、もう遅かった。
TKOタイム1回2分55秒。
「まだやれる!」。ストップに不満を唱えたカヨーデだが、これは受け入れられない。
「キューバ初のヘビー級王者だ!」と、ご機嫌なのはリゾ氏。
「あんまり暫定とかそういう概念はないみたいです」(山田純夫氏)
WBA世界ヘビー級3人目の世界王者オルティスの今後は果たして・・・。