10日、タイ・ナコンラチャシマで行われたIBF世界フライ級タイトルマッチ。王者アムナット・ルエンロエン(タイ)vs挑戦者1位マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)の一戦は、アムナットがスプリットの判定勝ちで2度目の王座防衛に成功。
じっくりと王者を追う挑戦者は、3回に鋭い左アッパー連打で王者を脅かす。6回には右でダウンを奪ったが、詰めるまでには至らない。立て直したアムナットが、何とか手数で上回りダウンを挽回したかたち。スコアは115-114、113-114、114-113。
屋内会場。暑さにまいったわけではないだろうが、中盤以降、挑戦者はもっと手数が欲しかった。アムナットのクリンチ、もみ合いに付き合わされてしまったのが悔やまれる。