Quantcast
Channel: BOXING MASTER first 2006-2023
Viewing all articles
Browse latest Browse all 10934

リゴンドーvsアバロス WBO指名戦 Sバンタム級戦線

$
0
0
WBO世界Sバンタム級並びに、WBA世界同級スーパー王座を保持するギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の次期防衛戦は、WBOから指名された1位クリス・アバロス(米)との指名試合で、現在、王者のカリブ・プロモーションと、挑戦者のトップランクとの間で交渉中。


8月4日、WBO本部から発令された指名戦の交渉期間30日は間もなく終了となり、合意に達しない場合は入札に持ち込まれる。最低入札価格は10万ドル

HBOがリゴンドーのボクシングに興味を示さず、トップランクとの再契約はなし。トップランクを離れての初戦が、トップランク・ファイターのアバロスというのは、何とも「因果よのぅ~」である。そして、アバロス戦にもHBOは興味を示していない様子。


アバロスは5月、マカオのリングで石本康隆(帝拳)選手に勝ち、IBF同級王座への次期指名挑戦権も獲得している。IBF王座の方は、9月6日(現地時間)、英国で王者キコ・マルチネス(スペイン)vs2位カール・フランプトン(英)が開催される。

この試合でフランプトンが勝った場合、新王者が英国を離れて戦う可能性は低いが、マルチネスが勝った場合は、条件次第でどこへでも出かけるだろう。この試合の結果も、アバロス陣営として気になるところ。


リゴンドーはWBC同級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)との王座統一戦に自信満々で、その実現を心待ちにしている。サンタクルスも最近になりリゴンドーに関心を示し、「やろうじゃないか」というノリではあるが、やはり、両選手の報酬がネックとなりそう。

3月のクリスチャン・ミハレス(メキシコ)戦でのサンタクルスの取り分は、50万ドル(約5200万円)。9月13日はメイウェザーvsマイダナⅡのアンダーカードに出場。全く無名のマヌエル・ローマン(メキシコ)と対戦するが、ここでどれほどの報酬を得るのかは注目される。


サンタクルスとの対戦(9月13日)を申し入れていたWBA同級正規王者スコット・クイッグ(英)のエディ・ハーン・プロモーターは、「我々は最後まで待ったが、サンタクルス陣営がクイッグを回避した」とあるが、ここも予算の問題か。クイッグ陣営はリゴンドーにも興味を示している。

さて、強いが一般受けしないリゴンドーと、王座統一戦に乗り気な姿勢を見せる王者群。

果たしてSバンタム級王座統一戦は実現するのか。それはどのようにまとまっていくのか。大いに楽しみにして、今後を見守っていきたいと思います。

応援、深く感謝です!→  ドミノ・ピザ【PC向けサイト】 
 

【ミニグローブ・ペアセット】 【ミニグローブ・キーホルダー】  【レプリカ・グローブ】

WOWOW


Viewing all articles
Browse latest Browse all 10934

Trending Articles