WBC世界ライト級王座への指名挑戦権を持つ、元2階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手は、16日(日本時間17日)、米加州カーソンで開催されたトリプル世界戦のアンダーカードに出場。
試合開始。対戦相手はアイラ・テリー(米)=26勝(16KO)11敗1NC=。元気よく元王者に立ち向かっていったが。
早くもリナレス選手は鋭い左リードでテリーを追い込み、連打を浴びせる。
ラウル・カイズJr主審は、即座に試合をストップ。
リナレス選手が第2ラウンド1分21秒、鮮やかなTKO勝利を収めた。
会心の勝利を喜ぶリナレス陣営。右はルーディ・エルナンデス・トレーナーの下で修行を積む岡部大介氏。
一方、ダメージが深いテリーはなかなか立ち上がることが出来ない。
WBC世界ライト級王者オマール・フィゲロア(米)への指名挑戦権を持つリナレス選手。
フィゲロアがSライト級転向をほのめかしており、王座挑戦は今後の交渉に注目。