4階級制覇に成功したWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)の初防衛戦は、12月13日(日本時間14日)、ラスベガスのMGMグランドで開催される予定。ミドル級では体格的に不暗視されるコットの気になる対戦相手は?。
ルール的にはWBC世界同級暫定王者のマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)で、正規王者との王座統一戦を盛んにアピールしているが、これはちょっと興行的に厳しそう。
元王者フリオ・セサール・チャベスjr(メキシコ)も候補の一人として名前があがっているが、ミドル級リミットを作るには体が大きくなりすぎた。来年1月、2階級制制覇を狙って、カール・フロッチ(英)の持つSミドル級王座へ挑戦する話が進められている。
ファン期待の、WBA世界同級スーパー王者ゲンナジー・GGG・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦についてボブ・アラムは、「コット次第だが、ゴロフキンのPPV上での能力のことは知らない」と、暗に否定。
むしろ、オスカー・デラホーヤとの接近により、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)との戦いを実現させたい感じがある(現在のところ、来年の話しだが)。
さて12月、コットの王座に挑むのは?。