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亀田和毅 ラスベガスV2戦 WBO世界バンタム級指名試合

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12日(日本時間13日)、WBO世界バンタム級チャンピオン亀田和毅選手は世界ボクシングのメッカ、米ネバダ州ラスベガス・MGMグランド・ガーデンアリーナのリングに登場。2度目の王座防衛戦に挑んだ。





エルメヒカニート・和毅選手は覆面をつけてのリング登場。

リングアナはお馴染み、ジミー・レノンJr。




青コーナーから登場は、同級1位の指名挑戦者プンルアン・ソーシンユー(タイ)。この試合に勝って王座返り咲きを目指す。46勝(31KO)2敗。





試合前の注意を聞き、いよいよ試合開始ゴング。

王者は軽快なフットワークから、コンビネーションを叩き込む。







一方の挑戦者は王者のボディに狙いを絞り、動きを止めにかかる。

和毅選手はロングレンジからの左ジャブ、フックを多用し、プンルアンの前進をストップさせる。











第3ラウンド。タイ人の右フックが和毅選手の側頭部に命中。すかさず後退する王者を挑戦者が追い攻勢。

この回はジャッジ3者が挑戦者にポイントを与えた。









4回も手数が少ない王者は劣勢に立たされる。





4回終了後のインターバル。タイ陣営も手応えを掴んだ感じで、意気盛ん。

父史郎氏(背中)のアドバイスを聞くチャンピオン。







5回。再び王者のフットワークが蘇り、手数も増した。

断続的にコンビネーションをクリーンヒットさせた和毅選手が、ポイントを取り返す。







第6ラウンドも王者のスピードボクシングが冴えた。ここまでのポイントは、57-57、56-58、58-56と三者三様。このままペースを掌握した王者が逃げ切ることが出来るのか。冷静に史郎氏のアドバイスを聞く和毅選手。





第7ラウンド。疲れの見えたタイ人に対して、「序盤に足を使って相手が疲れたところで、接近戦に移行するつもりだった」という王者がプレスを強める。





前かがみとなった挑戦者へ、王者の左ボディブロー一閃。

プンルアンはもんどりうってキャンバスへ崩れ落ちた。







悶絶する挑戦者を見た、ラッセル・モーラ主審はカウントを途中でストップ。TKOタイム7回1分35秒。

日本から駆けつけた、王者陣営サポーターも大喜び。





2度目の防衛に成功した和毅選手は、「世界戦で初めてのKOが、ラスベガスのリングでできて自信になった。自分でいい誕生日プレゼントができた」とV2達成を喜んだ。今後に付いては、「俺らにできるのは最高の試合をして、みんなに認めてもらうこと」。







WBOフランシスコ・バルカッセル会長と和毅選手。

今回の試合のプロモーターGBPのオスカー・デラホーヤは、「今まで見た中で最高のボディブローの一つ」と王者を絶賛。「次の試合もプロモートしたい」と、この日の試合ぶりを認めた。

日本では選手ライセンスを発給されない世界チャンピオンは、今後も海外を主戦場にしていくのか?

一夜明け、「俺はチャンピオンやし、逃げることはない。統一戦を組むならいつでもOK」と語った和毅選手は、来春にも階級を上げ「名前のあるやつとやる」と、意気込みを示した。

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