6月21日(日本時間22日)、米カリフォルニア州カーソン・スタブハブ・センターでのメインカードで、元4階級制覇(暫定含)ロバート・ゲレーロ(米)に、亀海喜寛(帝拳)選手が挑んだ一戦のUSA SHOWTIMEの視聴率は61万人。
ワシル・ロマチェンコvsゲーリー・ラッセルJrの、WBO世界フェザー級王座決定戦は58万人。デボン・アレクサンダーvsヘスス・ソト・カラス戦が43万人で、番組全体の平均視聴率は53万人。SHOWTIMEの今年これまでの、平均視聴率58万人となっている。
この翌週HBOで放映されたWBO世界ライト級戦、テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボア戦は121万人(ピーク時128万人)を記録。5月17日のファン・マヌエル・マルケスvsマイク・アルバラード戦の119万人(ピーク132万人)と肩を並べている。マット・コロボフvsホセ・ウスカテギ戦は93万人(ピーク106万人)。
クロフォードvsガンボア 無敗対決 WBO世界ライト級戦
今後も続くSHOWTIME vs HBOの視聴率競争。
SHOWTIME、ゴールデン・ボーイ・プロモーション。 HBOはトップランク。ここに、最近契約選手を大幅に増やしているアル・ヘイモンが、「ヘイモン・スポーツ」を率いて参戦。
GBPはヘイモンからの買収話を断ったことで、リチャード・シェーファーが離脱し内部分裂。オスカー・デラホーヤは新しいCEOを雇うつもりはなく、今後は自らが先頭に立ち、ビジネスを進めていく模様。ボブ・アラムへの接近はその為の一つの方法だが、その将来を危惧する声は多い。
今のところ、デラホーヤとヘイモンは表面上、上手くいってる様子だが、果たしていつまで続くか。
熾烈なビジネス競争があるからこそ、選手のファイトマネーが上がる米ボクシング界。ヘイモンの本格的ビジネス参戦により、報酬競争もさらに激化しそう。ヘイモンのやり方も数々の問題を抱えているのだが・・・。
今後も目を離せませんね。