元IBF世界Sライト級&ウェルター級王者デボン・アレキサンダー(米)が、歴戦の雄ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)を相手に再起戦のリングに登場(現地時間21日・カーソン)。前王者とはいえ、この日の報酬は45万ドル(約4600万円)と高額。
相手選ばずの奮戦ぶりに人気があるソト・カラスは、28勝(18KO)9敗3分。メインに登場する亀海喜寛(帝拳)選手との対戦が予定されたこともある。ファイトマネーは15万ドル(約1500万円)で、亀海選手の倍額だ。
試合開始。
アグレッシブに出るソト・カラスに対し、元王者はフットワークを駆使しながら機を見てコンビネーションを放つ。
アレクサンダーは打ってくるソト・カラスのインサイドからうまい左アッパーを合わせた。
ソト・カラスの攻撃は空回り。
アレクサンダーが試合の主導権を握り、ラウンドは進んだ。
最後まで前に出たソト・カラスだったが、有効打を決めることは出来ず試合は終盤へ。
アレクサンダーがうまい戦いぶりでポイントを積み重ねていった。
勝者は文句なくアレキサンダー。スコアは97-93、99-91、99-91の3-0。再起を果たした元2階級制覇王者は、26勝(14KO)2敗。右の2人は契約を結ぶアル・ヘイモンの片腕、ワトソン親子。
世界王座奪回へ向け、駒を一歩進めたアレクサンダーの今後のマッチメイク路線に注目。
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