21日(日本時間22日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで開催された、WBO世界フェザー級王座決定戦。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vsゲーリー・ラッセルJr(米)の一戦は、ロマチェンコが判定勝ち。
サウスポー同士の一戦はロマチェンコが、攻守に渡ってうまさを発揮。終盤に入り疲れも見せたが、10回、強烈な右フックをヒット。ボディも効かせたロマチェンコは最終回、ラッセルJrを追い込み終了ゴング。
ジャッジの一人は114-114としたが、これにはブーイング。他の二人は116-112でロマチェンコを支持。プロ3戦目の世界最速タイ記録で王座を獲得した。
ショーン・ポーター(米)にIBF世界ウェルター級王座を追われたデボン・アレキサンダー(米)が、ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)を迎えた再起戦(Sウェルター級10回戦)は、アレキサンダーが3-0の判定勝ち。スコアは97-93、99-91、99-91。
同じく再起戦のリングに立った元Lヘビー級王者チャド・ドーソン(米)は、ジョージ・ブレード(米)に初回2分35秒KO勝ち。しかし、179ポンドの契約ウェイトを守れず体重超過(182.8ポンド)のドーソンは、ファイトマネー1万5千ドルドル(約150万円)から20%の罰金を支払うハメになっている。