2014年度、国際ボクシング名誉の殿堂博物館の授賞セレモニーが8日午後(日本時間9日)、米・ニューヨーク州カナストータで開催。6階級制覇のオスカー・デラホーヤ、3階級制覇のフェリックス・トリニダード、Sミドル級王座21度防衛の記録を持つジョー・カルザギらの元王者が表彰された。
ゴールデン・ボーイ、デラホーヤ。ビジネスの最前線へ進出することになり、今後はその手腕が問われることになる。
プエルトリコの英雄、トリニダード。”TITO”の愛称で親しまれ、90年代最強の中量級ボクサーとの呼び声も高かった。残念なことに今年4月、プエルトリコの裁判所に破産申請。新しいスタートに受賞の喜びは大きい。
実父エンツォとのコンビで活躍。10年以上に渡り世界の頂点に君臨し、46戦全勝(32KO)。不敗のまま引退したカルザギは、英国史上最強のボクサーの一人に数えられる。派手さのない堅実な人柄は誰からも愛されている。
非ボクサー部門の表彰者。グラハム・ヒューストン(ライター・英国出身・カナダ在住)。
バリー・ハーン(プロモーター・英国)。
ニール・ライファー(米・写真家)。
リチャード・スティール(米・レフェリー)。