7日(日本時間8日)、ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンで雌雄を決する、WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(亜)vs挑戦者ミゲール・コット(プエルトリコ)、両選手の前日公式計量が同地で行われた。
右端のメガネ&パーマの女性は、ニューヨーク州コミッション代表、メルビナ・レイサン女史。
王者マルチネスは158.8ポンド。この試合の報酬は150万ドル(約1億5300万円)にPPV歩合が加算されることになっている。
インタビューを受ける王者の左はアドバイザーのサンプソン・リューコーイッツ、右はプロモーターのルー・ディベラ。チャーリー太田選手、八王子中屋ジムも同プロモーターと契約している。チャンピオンベルトを持つのは、マルチネスのトレーナー、パブロ・サミエント(スペイン)。長谷川穂積(真正)選手を破ったキコ・マルチネス(スペイン)もサミエント&サンプソンのチーム。
コットは155ポンド。この試合では700万ドル(約7億1500万円)のファイトマネーが最低保証されている。コットのトレーナーは、エマニュエル・スチュワードの死後、フレディ・ローチ(左端)が務める。
果たして決着はいかに。大変楽しみな一戦です。
アンダーカードにはメルビン・ソンソナ(比)vsウィルフレッド・バスケスJr(プエルトリコ)の、北米フェザー級王座を賭けた4年ぶりのリターンマッチが組まれた。計量は両選手共に、125.8ポンドでパス。
初戦はバスケスJrが4回KO勝ち。しかし、下田昭文(帝拳)選手を豪快に倒し、調子を上げているソンソナも雪辱に燃えている。
「練習嫌い」返上であれば、初戦の汚名を晴らすことが可能だと見るが。