31日、マカオ・ベネチアン・リゾート・コタイアリーナ。シンピウェ・ベチェカ(南ア)vsノニト・ドネア(比)戦のアンダーカードに、香港の人気選手レックス・ツォーが登場。保持するWBOアジア・パシフィックSフライ級王座防衛戦に挑んだ。
当初対戦が決まっていた角谷淳志(金沢)選手に変わってツォーに挑んだのは、ラチャサック・ゴーキャットジム(タイ)。22勝(10KO)2敗1分。
そして試合は第3ラウンド。大きな波乱を迎える。
当初対戦が決まっていた角谷淳志(金沢)選手に変わってツォーに挑んだのは、ラチャサック・ゴーキャットジム(タイ)。22勝(10KO)2敗1分。
そして試合は第3ラウンド。大きな波乱を迎える。
なんと、ツォーがダウン。
立ち上がったものの、再びキャンバスへ落ちたツォーは大ピンチ。
しかし、ここから立ち直ったツォーは必死の反撃でポイント挽回。
あわや、という場面を乗り切ったツォーは、その後は崩れることなく10回を戦い抜き勝利を手にした。スコアは97-91、97-91、96-92の3-0。
26歳のツォーはこれで13戦全勝(8KO)無敗。WBO世界Sフライ級の9位にランクされている。
ボブ・アラム期待の香港の星は、7月19日、再びマカオのリングに立つ。
2度のダウンは良薬となるのか、それとも付け入る隙となって対戦相手に力を与えてしまうのか。
日本人選手の対戦チャンスもありそうで、今後のマッチメークに注目。