フロイド・メイウェザー(米)の対戦相手候補にあがっていた、元Sライト級王者アミール・カーン(英)が、ラスベガス、MGMグランド・ガーデン・アリーナに、セミファイナルで念願の初登場。1年ぶりのリングでどんな試合を見せるのか。
対戦相手は元WBA世界ウェルター級王者ルイス・コラーゾ(米)。世界王座を失ったのは、もう8年も前になるが、今年1月、ビクター・オルティス(米)を2回KOに破り再浮上。危険な一発を持つサウスポーのカウンター・パンチャー。
試合開始から一発を狙うコラーゾと、スピードと手数のカーンという展開に。
ノーガードで前進、プレッシャーをかけ続けるコラーゾだったが、クリーンヒットは奪えない。
カーンは着々とポイントをピックアップ。4回には右ストレートでダウンを奪い、リードを広げた。
何とか一矢報いたいホラーぞだが、カーンにうまく交わされる。
カーンは自分の距離を守り抜いた。
第8ラウンド。ようやくコラーゾの左ストレートが炸裂。カーンはダメージをあらわにしたが、うまくピンチを切り抜けた。
10回はカーンが猛攻。
左ボディを効かせてこの試合2度目のダウンを奪う。
立ってきたコラーゾを再び倒す。このラウンドはカーンのKOチャンスだったが、コラーゾも必死で逃げ切った。
ラスト2回、カーンは無理をしないボクシングでコラーゾを翻弄。
試合終了ゴングを聞いた。
判定は文句なくカーン。スコアは117-106、119-104、119-104の3-0。
「私はメイウェザーよりも早い!」
メイウェザー戦を希望するカーンだが、9月に予定されるメイウェザーの次戦には、ラマダンの為に戦えない模様。実現は2015年5月になるか?。
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