3日(日本時間4日)、ラスベガス・MGMグランド。世界ウェルター級王座統一戦、45戦無敗のWBC王者フロイド・“マネー”・メイウェザー(米)の今回のファイトマネー最低保証額は3200万ドル(約33億円)。これにPPV売上の歩合が加算される。
3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)からWBA世界ウェルター級王座を強奪し、この試合のチャンスを得たマルコス・レネ・マイダナ(亜)。報酬はキャリア最高の150万ドル(約1億6000万円)。これに自国へのTV放映料がプラスされ、PPV売り上げが増えれば、こちらも加算される。
ジミー・レノンJrのコールにも力が入る。
トニー・ウィークス(米)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
まさに突進し、メイウェザーをロープ際まで後退させたマイダナは、豪快な山なり右フックをねじ込む。
メイウェザーは単発ながら随所で巧打を見せた。
荒れ狂うマイダナ。
第4ラウンド。頭がぶつかりメイウェザーは右目上から出血。
6回以降は、単調なマイダナの攻撃を読んだメイウェザーがペースを取り返した。
マイダナはボディへのパンチを明らかに嫌がっていた。
終盤は手数も増えたメイウェザー。
パンチの正確差では、大きく上回った。
ラストラウンド。メイウェザーの右ストレート。
マイダナの突進は、メイウェザーに交わされた。
勝者メイウェザーが告げられると、マイダナは信じられないといった表情を見せた。
スコアは114-114、117-111、116-112。
メイウェザーは、「本物の王者は後半で微調整できるもの。リードされても勝つと思っていた」と胸を張った。
両者には早くも9月リマッチの声が上がっているが、果たして?。
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