元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)が、WBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)に挑戦。リング生命を賭けた雪辱戦。果たしてパッキャオは生き残れるのか?。(13日・ラスベガス・MGMグランド)
王者ブラッドリー。今日、はっきりとパッキャオに勝てば、世界リング主役の座を取って代われる。気合充分でコールを受けた。
試合開始。予想に反して前に出てきたチャンピオン。
パッキャオは得意の左ストレートをヒット。
前半戦、手数とヒット数で上回った挑戦者がポイントを奪う。
ブラッドリーは前に出ながら左右フックを強振する、いつもとは違う戦い方を選んだ。
第4ラウンド。ブラッドリーの右でパッキャオは一瞬グラリ。
5回以降、ブラッドリーはパッキャオの打ち終わりに、ハードな右を合わせてきた。
強振するブラッドリーだが、ヒットは少ない。手数も減り、さがる場面が増えてきた。
7回、ロープを背にした王者に挑戦者が連打。ポイントを上げる。
パッキャオの左ストレートに、右を合わせるブラッドリー。
強くはないが、パッキャオの左は王者を捉えていた。
終了間際、偶然のバッティングでパッキャオが左目上から出血。ドクターチェックを受ける。
試合終了ゴングと同時に手を上げたのはブラッドりー。パッキャオはコーナーに膝まつき判定を待った。
勝者は、「パッキャオ!」。
スコアは116-112、116-112、118-110の3-0。中盤以降、手数とヒット数でパッキャオが上回った。
世界王座に返り咲いたパッキャオは、56勝(38KO)5敗2分。初黒星のブラッドリーは、31勝(12KO)1敗1NC。
「KOは狙ったが、彼は動きも速いしタフだった。あと2、3年は現役を続けていきたい」
世界中から期待されるフロイド・メイウェザーJr(米)との夢の対戦は、果たして実現するのか?。
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