サリドvsロマチェンコ / チャべスJrvsベラ 結果 サンアントニオ

１日（日本時間２日）、米テキサス州・サンアントニオで開催されたＷＢＯ世界フェザー級タイトルマッチは、前日計量で王者オルランド・サリド（メキシコ）が失格。２度目の計量を早々にあきらめたサリドの王座は剥奪され、王座は空位。

サリドはファイトマネー２５万ドルから１万５千ドルを罰金として、挑戦者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）陣営に支払うことに同意。試合はロマチェンコが勝った場合のみ新王者という、変則タイトルマッチで行われた。

ロマチェンコ。

ファイトマネーが２１万５千ドルとなったロマチェンコの、プロ転向２戦目での王座獲得が大いに期待される試合となったが、結果はサリドが１２回判定勝ち。スコアは１１６－１１２、１１５－１１３、１１３－１１５のスプリット・デシジョン。

ロマチェンコの快挙はならず。しかし、王座は空位のままで、改めて王座決定戦が行われる。

メインのＳミドル級戦は、元ミドル級王者で現在はＷＢＣ世界Ｓミドル級１位にランクされるフリオ・セサール・チャべスＪｒ（メキシコ）が、ブライアン・ベラ（米）とのダイレクト・リマッチに１２回判定勝ち。スコアは１１７－１１０、１１７－１１０、１１４－１１３の３－０。

英・グラスゴーで開催されたＷＢＯ世界ライト級タイトルマッチは、挑戦者テレンス・クロフォード（米）が王者リッキー・バーンズ（英）を判定に破り新王者。スコアは１１６－１１２、１１７－１１１、１１７－１１１の３－０。

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