カナダのライバル対決、パスカルvsブーテ戦に次いで開催されるのが独の頂上決戦。ロバート・ステイグリッツvsアルツール・アブラハム。WBO世界Sミドル級王座を賭けた3度目の顔合わせは、WBO指令による入札で興行権が落札されている。
落札額は、313万5千ドル(約3億2千600万円)で、アブラハム陣営の154万ドル(約1億6千万円)を倍以上上回るブッチギリで、王者ステイグリッツ側が落札。試合は3月1日(現地時間)、ステイグリッツが住む独・マクデブルクで行われる。
ステイグリッツのファイトマネーは75%に当たる、235万1,250ドル(約2億4千5百万円)、アブラハムは783,750ドル(約8100万円)となる。
2012年5月、幻に終わったジョージ・グローブス(英)戦=ウィルス感染で欠場=の時の興行権落札額が79万2千ドル(約8200万円)だったことを考えると、ステイグリッツの報酬は信じられないほどのアップだ。
12年8月、アブラハムに敗れ王座陥落するも、昨年3月、痛烈な報復劇で(4回TKO)で雪辱し、王座カムバックを果たしたステイグリッツが、元2階級制覇王者アブラハムに引導を渡すことになるのか。試合が楽しみです。
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