元4階級制覇王者エリック・モラレス(メキシコ)が再起。3月22日(現地時間)、メキシコ・モンテレーで、ホルへ・パエスJr(メキシコ)とのウェルター級12回戦に挑む。モラレスは、2012年、ダニー・ガルシア(米)にニタテを喰らって以来のリング登場。
1年5ヶ月ぶりの試合となる元4冠王者は37歳。ガルシアとの初戦(12年3月)では、Sライト級リミットを作れず計量失格。100万ドル(約1億円)のファイトマネーから5万ドル(約500万円)の罰金を支払い、タイトルマッチは成立したが大差の判定負け。
10月、満を持してガルシアとのリターンマッチに臨んだものの4回KO負け。時代の交代をまざまざと見せ付けられた。ファイトマネーも逆転。初戦22万5千ドル(約2300万円)だったガルシア100万ドル(約1億円)に対し、モラレスは30万ドル(約3千万円)だった。
ガルシア戦後、生まれ故郷の「ティファナでもう1試合して引退するつもり」と語っていたモラレス。ずいぶん時間が空いてしまったが、これがラストファイトなのか?。52勝(36KO)9敗。
元王者を父に持つパエスJr(26歳)は、37勝(22KO)4敗1分。現在、10連勝中で、WBCランキングはウェルター級23位。2012年には、オマール・チャべスを破り、WBCスーパーウェルター級のインターナショナル・シルバー王座を獲得している。
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