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22勝2敗に勝った3勝5敗、”噛ませ”ウィリアムズ 

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石田順裕(グリーンツダ)選手が、ポール・ウィリアムズ(米)と戦った、2012年2月18日、米テキサス洲・コーパスクリスティのリングで、誰もがアッと驚く大番狂わせをやってのけたのが、ジャスティン・ウィリアムズ(米・下写真左)。


3勝(2KO)5敗のウィリアムズは、22勝(17KO)2敗のアルフォンソ・ロペス(米)と対戦。ロペスはラスベガスのパッキャオvsモズリー(2011年)戦前座で、元世界王者ケリー・パブリック(米)と戦った(判定負け)という、輝かしい記録を持つエリート。

加えて、コーパスクリスティはロペスの生まれ故郷である。だが、あろうことかこのガチガチの”噛ませ”ファイトで、ロペスはダウンを喰らった末に6回判定負け。どうにも格好のつかないロペスは、この試合がラストファイトとなってしまった。

おっかなビックリ、判定を待つウィリアムズ。



地元判定にも勝った勝者は、大感激。

さて、ウィリアムズのその後は・・・?。


ここからウィリアムズのアメリカンドリームへの挑戦が始まった、ということには間違いないのだが、『ロッキー』のようにうまくはいかない。

ロペスと戦ったひと月後、元気よくリングに上がったウィリアムズは、3勝13敗5分けの10連敗中、ジョシュア・バーンズ(米)と4回戦でグローブを交えるも、結果は引き分け。危ういところで生き残ったウィリアムズは、貴重な”噛ませ”として全米各地から声がかかる。とはいっても、6回戦のリングだ。

19戦無敗のヒューゴ・センテーノJr(米)にはフルマークの判定負け。現WBCインターナショナル・シルバー王者(世界18位)ニック・ブリンソン(米)には、スプリットの判定負けと連敗。

続いて15勝1敗のジャレッド・ルブラン(米)に小差の判定負けを喫し、昨年8月、現WBA9位アレックス・テェラン(コロンビア)=16勝(9KO)無敗=には、1ポイントも奪えず判定で敗れ4連敗。





この感激を再び味わうことが出来るのだろうか。

4勝(2KO)9敗1分。25歳、ウィリアムズのリングキャリアは、現在止まったままである。

応援、深く感謝です!→ ピザーラ 


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