WBA世界Lフライ級戦は後半戦へ。左目を腫らしながらも挑戦者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)は、18勝(15KO)の強打を飛ばす。チャンピオン井岡一翔(井岡)選手は、強烈な左ボディで挑戦者の動きを止める。 = 前記事→ 井岡vsアルバラード 無敗対決! WBA世界Lフライ級戦 =
第7ラウンド。王者の右クロスがヒット。
積極性を増したチャンピオンは、パンチの正確性でも挑戦者を上回る。
第8ラウンド終了。試合前の余裕はなくなった挑戦者。
一方のチャンピオンは、「さあ、行くぞ!」と元気満々。
アルバラードの左目の腫れに再びドクターチェックが入る。「見えている」との判断で試合は続行。
その後、井岡選手の左フックでアルバラードはマウスピースを飛ばされた。
11回。アルバラードも必死の形相で打って出る。
しかし、王者の左フックが挑戦者を迎え撃った。
試合は激しい打撃戦を繰り広げたまま、規定の12ラウンドを終了。
両陣営が勝利ポーズをとった。
「僕がジムの看板を背負っている。チャンピオンというプレッシャーもある。でも、後戻りはできない。重圧を背負いたいヤツが、王者になれる。背負いたくなかったら、やめればいい」
スコアは119-109、119-110、115-113の3-0。
無敗挑戦者を撃退し、来年は3階級制覇、王座統一戦。「どちらもやりたい!」と意欲を見せた井岡選手。
ファンの期待も大きいだけに、その実現が待たれます。
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