大晦日、大阪ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育館)。WBA世界Lフライ級タイトルマッチ。王者井岡一翔(井岡)vs同級3位フェリックス・アルバラード(ニカラグア)。
井岡選手は3度目の防衛戦。王者がこれまで13戦13勝(9KO)無敗ならば、挑戦者アルバラードも、デビュー以来負けなしの18連勝中。しかも、そのうち15回はKOという強打者。その全てが3ラウンド以内という勝ち味の早さを持つ。
不敵な面構えで自信をみなぎらせる挑戦者陣営。
王者陣営には緊張の色がうかがえる。
WBA立会人は、ロバート・マック(米)氏。
リングアナは、政野敦徳氏。
エディ・クラウディオ(米)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
挑戦者は初回から自慢の強打をフル回転。
2回はチャンピオンが左フック、右ストレートでリード。
だが、好戦的なアルバラードは左右アッパーで反撃。、
第4ラウンド。左目周辺の腫れが目立ってきたアルバラードは、ドクターチェックを受ける。
その後も挑戦者はよく手を出した。
アルバラードの攻撃を迎え撃つ井岡選手は、接近戦でもボディ、顔面を打ち分け、試合をリード。
激しい打ち合いは後半戦へ。 → 井岡vsアルバラード 打撃戦! WBA世界Lフライ級戦