ＷＢＡ世界Ｌフライ級タイトルマッチ。王者井岡一翔（井岡）ｖｓ同級３位フェリックス・アルバラード（ニカラグア）の調印式と計量が３０日、大阪市内のホテルで行われた。
３度目の防衛戦を迎えた井岡選手は４８・２キロでパス。
「今からでも試合ができそうなくらい完璧に仕上がった。みなさんが興奮するような熱い試合で２０１３年を締めくくりたい」と、自信の表情。
アルバラードは４８・３キロ。
「ハングリーな気持ちでいる。必ずニカラグアにタイトルを持って帰る」と、闘志をあらわにした。
チャンピオンが１３戦１３勝（９ＫＯ）ならば、挑戦者も１８戦１８勝（１５ＫＯ）という無敗対決。
３度の判定勝ち以外は、全て３回以内のＫＯ勝ち。そのうち初回ＫＯが７度という勝ち味の速さを誇るアルバラードの強打を、スピードとテクニックで上回る井岡選手が、どのように迎え撃つか。
軽量級ながら、目の離せない緊張感ある試合が繰り広げられそう。
セミファイナルのＬフライ級１０回戦に出場する、前ミニマム級王者宮崎 亮 （井岡）選手は、全裸で抱えられて登場し、秤の上で失神寸前。何とか正座して計量をパス。４８．９キロ。
ＩＢＦ世界Ｌフライ級６位にランクされるファーラン・サックリリンＪｒ（タイ）は、元気一杯で、宮崎選手と同じく４８．９キロ。２２勝（１４ＫＯ）２敗。
ランキングに見合うほどの相手との対戦経験はなく、これが初めての１０回戦となる２０歳の実力は未知数。
しかし、どうにも心配になる宮崎選手の計量風景でした。
井岡3度目防衛戦＆宮崎世界前哨戦2013年大晦日ゴング!!（ＴＢＳ・午後６時～）
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