日本期待のWBC世界Sライト級6位亀海喜寛(帝拳)選手の次戦は、6月8日(現地時間)米国で、WBC世界ウェルター級10位へスス・ソト・カラス(メキシコ)と対戦する模様。亀海選手は2月の後楽園ホールのリングを最後に、米国に拠点を移すことを明かしていた。
プロデビューから8年、22勝(19KO)1分無敗と、連勝街道を突っ走る期待の亀海選手がいよいよ世界獲り路線にアタック。
以前、対戦が決まっていたこともある30歳のソト・カラスはこれまで、27勝(17KO)8敗3分。一発のパワーには欠けるが、しつこい連打と手数、そしてタフさを武器とし、数々の強豪選手とグローブを交えてきたキャリアがある。
今年1月、当時WBC世界3位にランクされていたセルチュク・アイディン(トルコ)を2-0の判定で破り、世界トップテンに返り咲いた。
先の試合では世界3位アイディンの3万ドル(約280万円)を上回る、5万ドル(約470万円)のファイトマネーを得たソト・カラス。これは米国での知名度ということになろうが、日本ではちょっと考えられないケース。
対戦相手にとってはひじょうにやりにくいスタイルを持つメキシカンを、亀海選手はどんなボクシングで攻略するのか。
ソト・カラスに勝てば、さらなるステージアップが望まれる。大いに期待したい。
この試合はShowtimeで放映予定。他の放映予定カードは、マルコス・レネ・マイダナ(亜)vsホセシト・ロペス(米)の12回戦。元WBO世界Sウェルター級王者アルフレッド・アングロ(メキシコ)の10回戦(対戦相手未定)。
アングロは、亀海選手が昨年10月に引き分けたホルへ・シルバ(メキシコ)を直近試合(昨年12月)で退けており、亀海選手との比較ということにもなりますね。
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