8月にショッキングな初回KO負けで、WBC世界フェザー級王座を追われたアブナー・マレス(メキシコ)は、試合直後からダイレクトリマッチを強く希望。当初は同じG・B・Pにプロモートされるゲイリー・ラッセルJr(米)が、王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)へ挑戦するものと思われたが、ラッセルjrはWBOの指名挑戦権を獲得。
175秒KO負けし、まだ再起戦も行っていないマレスのランキングはなぜか1位。G・B・Pはオプション契約を盾に、チャンピオン陣営に再戦を要求。リマッチに応じない場合は、WBCに王座の剥奪を求め、マレスと指名挑戦権を持つ2位ロビンソン・カステヤノス(メキシコ)を対戦させ、これを王座決定戦とさせたい意向を示唆。
これに対し、ゴンサレスはファイトマネーの増額を要求。最終的に希望額に届かなかったものの、シブシブながら再戦に同意するに至った。試合は2月15日(現地時間)、ロサンゼルスで開催される。
初戦はマレスが過去最高の92万5千ドル(約9600万円)、ゴンサレスが10万ドル(約1千万円)の報酬だった。
G・B・PとWBCの強い後押しを受け、またもやチャンスに恵まれたマレスは、名誉挽回に自信満々であるが、フェザー級ではいまいち不安があるのも確か。
ここは、”ジェントルマン”・ゴンサレスに、マレスに引導を渡してもらいたいところですね。
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