ノニト・ドネア(比)を降した実力者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、保持するWBO世界Sバンタム級、WBA世界同級スーパー王座を賭けて、7日(日本時間8日)、米・アトランティックシティのリングに登場。
挑戦者は元バンタム級王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ)。2011年、アブナー・マレス(メキシコ)に連敗後、試合間隔が空き、今年3月、15ヶ月ぶりの再起戦を飾ったばかりの33歳。トレーナーには、ロジャー・メイウェザー(上写真左)が付いた。
リングアナは、3日の大阪亀田プロの興行にも登場したルーペ・コントレラス(米)。
ラウル・カイスWBA立会人(米・右)、ホセ・イスキエルドWBO立会人(プエルトリコ)。カイスは審判員として来日経験豊富だが、今回は他の立会人レギュラーメンバーのスケジュールの都合で、臨時代役を務めた。
試合前の注意を聞き、いよいよ試合開始。
記者会見では威勢の良かったアグベコが、リゴンドーの鉄壁のディフェンスを崩そうと試みるが。
挑戦者のパンチは当たらない。王者はやすやすと試合のペースを握った。
コーナーでもまったく余裕の表情を見せるリゴンドー。
タイミング抜群の右リードから、多彩な左を挑戦者に浴びせるチャンピオン。
アグベコにはなす術がない。
リゴンドーのうまさの前に、突破口を見出せないアグベコ。
試合はワンサイドゲームの様相に。
手数でも大きく上回るリゴンー。試合の興味は、チャンピオンが挑戦者をどのように追い込んでいくのかに集まる。
しかし、リゴンドーは無理をしない。 = 後半戦へ続く =
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