WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦。1日、フィリピン・セブ市ウォーターフロント・ホテル&カジノのリングで、亀田家の”最終兵器”。亀田和毅(亀田)選手がWBO世界バンタム級王座に初挑戦。”勝負のリング”に、実父史郎氏もセコンドで参戦。
気合が入る、リング上の亀田軍団。
日比両国の国旗が入ったTシャツを着る、和毅選手応援団。
王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)。まもなく33歳の誕生日を迎えるチャンピオンはこれまで20戦全勝(10KO)無敗。チャンピオンは初防衛戦のプレッシャーとも戦わねばならない。
試合開始。挑戦者はスピードを活かしたアウトボクシングで、初回からポイントを奪う好調な立ち上がり。
前に出る王者だが、挑戦者を捕まえることが出来ない。
和毅選手は、着々とポイントを積み重ねていった。
中盤、反撃に転じたチャンピオンだが、それも長くは続かない。
試合は規定の12ラウンドを終了。
ラウル・カイズ主審を中心に判定結果を待つ。
判定は文句なしで和毅選手。日本人選手初のWBO王者となった新王者は感激のうれし泣き。
スコアは118-110、117-111、116-112の3-0。
和毅選手は、「小さい頃からの俺の夢やった。3兄弟世界王者が親父の夢やったから達成できてうれしい。これから俺の夢のスタート。もっと強くなります」。
22歳の新王者は自分の意志で試合をこなし、キャリアを積んできた。28戦全勝(18KO)無敗。
次なる高みは、9月、IBF世界Sフライ級王座決定戦出場が決まっている元フライ級王者大毅選手が2階級制覇を達成し、3兄弟同時世界チャンピオン。
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