WBO世界フライ級&WBA世界同級スーパー王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)は、ブライアン・ビロリア(米)から王座を獲得した地マカオに再登場。初防衛戦に挑んだ(27日・現地時間)。
リングアナはお馴染みマイケル・バッファー。
WBO1位の挑戦者ミラン・メリンド(比)は29戦全勝(12KO)。ウォーターボトルを持つのは、日本でも活躍したアラ・ビラモア・トレーナー。
ベテラン審判員、島川 威 氏(右)がこの試合のジャッジを担当。WBO世界戦初の日本人ジャッジということになった。左はWBA立会人のシン・ヨンサプ(韓国)氏。
試合開始と共に、挑戦者は意欲満々の積極攻撃を見せた。
「私は10回まで、挑戦者が互角の戦いをしていたと見ていましたが・・・」(山田純夫氏)
7回まではメリンドのアグレッシブさに押され、ディフェンスに忙しかったエストラーダ。
だが、数少ない有効だをジャッジに評価されポイントではリード。
8Rラウンドから活路を見い出したエストラーダは、右ストレートを断続的にヒット。
挑戦者は劣勢となった。
そして迎えた第11ラウンド。.
ビロリア戦を制した得意のインファイトに持ち込み、ラウンド終了間際、チャンピオンはダウンを奪う。
そして最終回。王者はさらに連打を畳み掛けて、挑戦者を追い込む。しかし、ここをメリンダは何とかしのいで試合終了ゴングを聞いた。
エストラーダは、すかさず勝利宣言。
スコアは、117-109、118-109、118-109の3-0でチャンピオン。
25勝(18KO)2敗と戦績を伸ばした、23歳のエストラーダ。
果たして安定政権を作ることは出来るのか?
応援、深く感謝です!→ 【TOP】