内山高志（ワタナベ）選手が正規王座に君臨するＷＢＡ世界Ｓフェザー級で暫定王座決定戦。８月１０日（現地時間）、メキシコで予定される試合は３位ブライアン・バスケス（コスタリカ）ｖｓ４位レネ・ゴンサレズ（ニカラグア）の組み合わせ。
昨年大晦日、指名挑戦者として内山選手に挑み８回ＴＫＯ負けしているバスケスは、その後、楽な相手を選び再起２連続ＫＯ勝利を飾っている。
一方のゴンサレスは、メキシコでダニエル・エストラーダ、ダンテ・ハルドンらのランカークラスには敗れているものの、最近はライト級でホープ候補相手に２連勝。３１勝（２３ＫＯ）５敗１分。
バスケスが勝てば、またもや指名挑戦者として内山選手に挑むことになるが、ファンにとって興味をそそられる組み合わせではない。
昨年、内山選手と負傷引き分け、次戦でユーリオルキス・ガンボア（キューバ）と戦い、敗れはしたがダウンを奪う健闘を見せたマイケル・ファレナス（比）との決着戦の方が、よほどファンの興味をそそると思うのだが、現在ファレナスはランキング外である。f^_^;
ＷＢＡ世界Ｌフライ級正規王者井岡一翔（井岡）選手への指名挑戦権を持つ、同級暫定王者アルベルト・ローゼル（ペルー）は、王座獲得から１年以上が経つが地元でひたすら下位ランカー相手に暫定王座防衛戦を続ける。
３度目の防衛戦は８月２４日（現地時間）、１５位ホセ・アルフレド・スニガ（メキシコ）＝１１勝（５ＫＯ）４敗１分＝が相手。ペルーでは、「史上初の世界チャンピオン」ということで大変な人気。”暫定”なんですけどね。(^_^;)
オーバーウェイトで王座剥奪されたマイキー・ガルシア（米）の後継王者を決めるＷＢＯ世界フェザー級王座決定戦は、１位オルランド・クルス（プエルトリコ）ｖｓ元王者オルランド・サリド（メキシコ）で争われる。試合は１０月１２日（現地時間）、ラスベガスのブラッドリーｖｓマルケス戦と同じ興行。
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