2011年の最後を飾ったのは、WBA世界Sフェザー級王座統一戦。正規王者内山高志(ワタナベ)選手に、暫定王者ホルへ・ソリス(メキシコ)が挑んだ。
正規王者が11ヶ月ぶりなら、暫定王者はフェザー級王座挑戦に失敗して以来9ヶ月ぶりのリング。
試合はソリスの抵抗を受けながらも、内山選手が危なげなく主導権を握った。
そして迎えた第11ラウンド。
開始早々、「左で倒すと決めていた」という内山選手の強烈な左フックがヒット。
「今までで一番の手応え」
倒れたソリスはピクリとも動かない。
ロベルト・ラミレス主審はためらわず試合を止めた。
TKOタイム。11ラウンド19秒。
”KOダイナマイト”内山選手は、世界戦5連続KOでV4。戦績を18戦全勝(15KO)にのばした。
暫定王者を粉砕した正規王者だが、このクラスには既にもう一人の暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)=28戦全勝(14KO)=が存在する(1月7日に初防衛戦)。
真の『王座統一』へ。内山選手の拳でWBAの愚策破壊に期待!
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