プロ転向を表明したロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)選手は、A級、8回戦以上のプロテストを受験(16日、後楽園ホール)。観客入場前にシャドーテストは終了。
スパーリングは3分3ラウンド。メインの井上vs佐野戦、4回戦一試合の前に生放送。
スパー相手は、前日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)選手。11勝(5KO)2敗の25歳。
第1ラウンドから金メダリストは多彩な攻めを披露した。
前王者は決してワンサイドは許さなかったものの、「スピード、コンビネーションの多彩さと回転持続性、パンチのシャープさ、どれを取っても村田の優勢」(山田純夫氏)。
村田選手は、ディフェンス力でも前王者を大きく上回った。
冷静な目。
右を上下に打ち分け。
ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト清水 聡 選手と、大関復帰を目指す関脇の把瑠都が揃って観戦。
観客席からは、「こりゃ本物だ!」の声が飛んだ。
スパー終了。クールな村田選手。
「(採点すれば)全ラウンド、向こうの勝ち」(佐々木選手)
通常は即日発表はないプロテストだが、特例で、メイン終了後に合格が発表された。
「やっとスタートに立った。しっかり練習して一歩一歩進んでいきたい」と語った村田選手。
スターの雰囲気十分。
8月にも予定されるデビュー戦が楽しみです。
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