20日(現地時間)、米テキサス州サンアントニオ。Sウェルター級王座統一戦。WBC世界同級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)は、自信満々でリングイン。
対するは、ようやくビッグチャンスを掴んだWBA世界同級正規王者オースティン・トラウト(米)。
サウスポーの技巧派トラウトは、初回、珍しく自分から積極的に出て行った。
カネロ陣営のセコンドには、かつての兄弟子にあたる元世界王者オスカル・ラリオスも加わった。
第7ラウンド開始早々、カネロは右でトラウトからダウンを奪う。
前半の飛ばしすぎがたたったのか、スローダウンのカネロはフィニッシュに持ち込むことはできない。
トラウトがしぶとく逆襲に転じる。
疲れた分、本来のトラウトのゲーム運びと同じ形になったのは何とも皮肉。
トラウトも必死の攻めで挽回に出た。
ラストラウンドを前にした両選手。
12回終了後、トラウト陣営はすぐに勝利をアピール。
スコアは、118-109、116-111、115-112の3-0。
ポイント差に開きがありすぎる感はあるが、アルバレスの勝利は間違いない。
22歳のアルバレスは、42勝(30KO)1分と無敗記録を更新。
念願のフロイド・メイウェザー(米)との対戦は、果たして実現するのか?
応援、深く感謝です!→
【ブログ・TOP】