4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が、5階級制覇を賭けてWBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)に挑戦。試合は9月14日(現地時間)、ラスベガスのトーマス&マックセンターで予定されている。
マニー・パッキャオ(比)に勝って名を上げたブラッドリーだが、V1戦はルスラン・プロボドニコフ(ロシア)に大苦戦。ラストラウンドにはダウンを奪われ、1ポイント差が二人という際どい勝利に終わっている。
この試合では、ファイタースタイルのプロボドニコフとの打ち合いは完全にパワー負け。足を使ったラウンドでポイントを稼いでの辛勝だった。
ブラッドリーは、よりタフで、攻撃力にも優れ、強烈なカウンターを持つマルケスと対戦するとなれば、フルに足を使ったアウトボクシングで対抗する他ないだろう。
不用意な打ち合いは、墓穴を掘るとしか考えられないが、なにせブラッドリーは、元々は”突貫小僧”スタイル。それを捨て、パッキャオ戦で見せたスピードボクシングを徹底させることが出来るか。
試合予定の9月には40歳になっているマルケス。
試合が始まり、よほどの予期せぬ衰えがない限り、ブラッドリーに不覚を取るとは思えないが・・・。
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