「白石、今までやった中で誰が一番パンチあった?」
白石豊土(協栄)選手の答えは、「それはウォーズです。あのパンチは半端じゃないです!」。
「何だ、赤穂じゃないの。椎野もパンチあったろう」
「赤穂選手も強かったですけど、ウォーズが上です!」
日本フライ級9位ウォーズ・カツマタ。勝又ジムが比国から呼んだ輸入ボクサーである。元協栄ジム所属ボクサーだったサンチャゴ・カバジェロトレーナー(赤い帽子)に連れられて、何度か協栄ジムへスパーリングに来た。手あわせした白石選手には、強烈な印象が残っていたようです。
12月7日、大阪府立体育館のリングに上がったウォーズ選手は、タイ国ライト・フライ級チャンピオンのンガオプラジャン・チュウワッターナとの8回戦に挑んだ。上写真、青い帽子は勝又ジム・勝又洋会長。そしてグリーンツダジムの本石マネジャーがセコンドを務めた。
タイ陣営のチーフセコンドは、旧ワールドボクシング(現ボクシングビート)のタイ通信員を務めていた青島律氏。現在はマッチメイカー業で忙しい。
身長148センチのンガオプラジャンは、小さすぎてやりにくい。
タイ王者も一発パンチはある。
必死に応戦するが徐々に失速していく。
そして迎えた第3ラウンド。
この強烈な左フック一発で勝負を決めた。
3R2分41秒TKO。
自信の勝利ポーズのウォーズ選手。
ビシッとポーズを決めるウォーズ選手。
素顔は人が良さそうな好青年という印象。
今年4月に日本でビューして以来、4戦全てがKO勝ち。しかも4ラウンド以内というハードパンチャーぶり。
28歳のウォーズ選手は、これで16勝(14KO)5敗。
次戦は来年3月25日、日比対抗戦で元全日本新人王の金城智哉(ワタナベ)選手とグローブを交える予定。
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