WBA世界バンタム級3人目の世界王者を決める決定戦が、16日(日本時間17日)パナマシティで行われた。このクラスで何の実績もないのに世界上位にランクされた同士、2位ロベルト・バスケス(パナマ)と、3位ジョン・マーク・アポリナリオ(比)の一戦は、またもや引き分けに終わった。
スコアは、116-112(バスケス)、116.5-112(アナポリオ)、115-115の三者三様。
両者は昨年11月、アルゼンチンで顔を合わせ、この時はバスケスの1-0でドロー。今度こそはの仕切りなおしだったが、またもや新”暫定”世界王者誕生はならず。
試合もしていない選手を世界3位にランクし、3階級制覇(暫定含む)のお膳立てをしてもらいながら2度もチャンス?を逃したバスケスには、もう過日の力はない。
とにかく、この結果によりWBA世界バンタム級上位陣は、しばらく安泰ということになりました。
同じプログラムで行われたIBF世界Lフライ級の指名試合。王者ジョンリール・カシメロ(比)vs1位ルイス・アルベルト・リオス(パナマ)の一戦は、カシメロが119-109、119-109、118-110の明白な判定勝利でV2に成功。
Lフライ級正規王者井岡一翔(井岡)選手の対抗王者。WBA世界Lフライ級暫定王者アルベルト・ローゼル(ペルー)は、ペルー・カヤオで同級14位ワルテル・テジョ(パナマ)の挑戦を受け、12回判定勝ちで2度目の王座防衛に成功。
スコアは、118-113、118-114、118-111の3-0。35歳のローゼルは、30勝(13KO)8敗。敗れたテジョは、18勝(7KO)7敗。
ローゼルは間もなく暫定王座獲得から1年になる。指名挑戦者として、正規王者井岡選手への挑戦義務付けはあるのか?(怖い存在ではありませんが)。
そのあたりのWBA選手権ルールは、不透明ですね。(^_^;)
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