内山高志ワタナベ(ワタナベ)選手に、WBA世界Sフェザー級王座を追われた後、IBF同級王座にカムバック。3度の防衛を重ねていたファン・カルロス・サルガド(メキシコ)は、9日(現地時間)米カリフォルニア州コスタメサで4度目の防衛戦に挑んだ。
挑戦者はIBF世界同級1位アルジェニス・メンデス(ドミニカ)。両者は一昨年11月、空位だった同王座決定戦で顔を合わせて以来の再戦で、初戦ではサルガドが最終回ダウンを喫しながらも、115-110、114-112、114-112の判定勝利を飾っている。
ウェイン・ヘッジペス主審の注意を聞くき、いよいよ試合開始。
試合は初回から波乱が起こる。
挑戦者の強烈な右オーバーハンドを喰らったサルガドは、ロープ外へ弾き飛ばされる痛烈なダウン。
「レフェリーがマーチンなら、ストップでしたね」(^_^;)
かろうじて立ち上がった王者は、何とか体制を立て直す。
2回、3回と持ち直したサルガドは、積極的にメンデスを攻めた。
そして迎えた第4ラウンド。
前に出るサルガドにメンデスの強烈な左フックが、カウンターで炸裂。
サルガドは全く起き上がる気配を見せず試合は終了。
自らがWBA王座を強奪したホルへ・リナレス(帝拳)戦を彷彿させる壮絶なKOシーンで、サルガドは王座を追われた。
ニューヨーク在住、26歳の新王者メンデスは、21勝(11KO)2敗。元3階級制覇王者ホアン・グスマン(ドミニカ)と同じ、ヘンリー・リバルタ(左)にプロモートされる。
右はリカルド・アブリル(キューバ)、オースティン・トラウト(米)らのアドバイザーを務める、リガルド・リゾ(ニカラグア・米国在住)。
メンデスの今後の防衛ロードに注目。
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