Sバンタム級のトップスター。WBO世界同級王者ノニト・ドネア(比)と、WBA世界同級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の王座統一戦がついに実現。ようやく試合の正式発表にこぎつけた。
試合は4月13日(日本時間14日)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される。
お馴染み、トップランク社の総帥ボブ・アラム。80歳を越えても、まだまだ意気盛ん。
下は会場となるNYの音楽の殿堂、「ラジオシティ・ミュージックホール」を所有するMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)のスポーツイベント代表、ジョエル・フィッシャー。
同会場でボクシング試合が開催されるのは、00年1月のロイ・ジョーンズJr(米)vsデビッド・テレスコ(米)戦以来2度目となる。
ドネアのマネジャー、キャメロン・ダンキン(ラスベガス在住)。故・ディエゴ・コラレスも彼の持ち駒だった。現在は、ティモシー・ブラッドリー、ミゲール・アンヘル・ガルシア、レオ・サンタクルス、ブランドン・リオスらの有力選手を傘下に収めている。
下はニューヨーク州コミッション代表のメルビナ・レイサン。ジャッジ出身。
こちらはリゴンドーのプロモーター、キダー・マッセンバーグ(米)。
下はリゴンドーのマネージャー、ゲイリー・ハイド(アイルランド)。
リゴンドー陣営は、複雑に国際色に富んでいる。それが、様々なトラブルの素となっているのは否定出来ない。
イスマエル・サラスに代わって、リゴンドーの新トレーナーに就いたペドロ・ディアス(キューバ・米マイアミ在住)。
ヘビー級金メダリストのオドラニエル・ソリス(キューバ)も師事。ドネアに試合前の徹底したドーピング検査を主張した。
キャリア最高の75万ドル(約約7千万円)の報酬を得るリゴンドーは、相変わらずの無表情。11戦全勝(8KO)。
実質的なSバンタム級王座統一を成し遂げて、フェザー級進出が予想されるドネア。31勝(20KO)1敗。デビュー2戦目で判定を落として以来、12年間負けを知らない。
ドネアがWBOのベルトを持参しなかったため、WBAのベルトのみを挟んでファイティングポーズを取る両雄。この試合は、WBA、WBOの王座統一戦だが、WBAは勝者をスーパー王者として認定する。したがって、引き分け以外の場合には新しいWBA正規王者が造られるのには閉口するばかり。
リカルド・コルドバ(パナマ)戦で見せた打たれ脆さが、どうしても気になってしまうリゴンドー。ドネアのスピード、パワー、スキルは、五輪2連覇のWBA王者を寄せ付けまいと見るが・・・。
この試合のチケット価格は、$300(約2万8千円)、$150(約1万4千円)、$75(約7千円)、$35(約3千5百円)となっている。
ワクワクして来る好カード。楽しみですね。(^O^)/
応援、深く感謝です!→ 【ブログ・TOP】